甲状腺亢進症(バセドウ病)と診断されるまでに、3軒の病院へ通いました。
きっかけは、声がかすれ、最後には出なくなったこと。
私の仕事は電話を使い、忙しい時期は1日に100件ぐらい話します。
だから仕事で喋りすぎかもしれないと思いました。
1軒めは、家の近くの耳鼻咽喉科を受診。
喉は腫れておらず、鼻水が出ていたので、声が出ないのは、鼻の影響かもしれないと言われました。
耳も水の中にいるような感覚で、聞こえにくく、念のため聴覚の検査も受けました。
耳の検査の結果は、低音難聴。
仕事でヘッドセットを使うので耳も酷使していたようです。
会社の上司に報告したところ、もし突発性難聴だったら、聞こえなくなって大変なことになる、すぐにセカンドオピニオンで別の病院も受診するように言われました。
2軒めは、ネットで病院を調べて、難聴で有名な病院をピックアップ。
通いやすい、会社に一番近い耳鼻咽喉科を受診しました。
喉を診てもらうと、歯並びの影響で、口の中が一般の人より乾燥しやすくいと言われました。
乾燥しやすいので、すぐに喉がやられてしまうそう。
もともと喉が弱いとわかっていたので、辛いものは食べず、熱すぎるもの、冷たすぎるものを控えていました。
まさか、口の構造の影響もあるとは。
同時に、甲状腺の治療してるよね?と聞かれました。
首のねもとあたりを押されて、かなり痛みがありました。
甲状腺の治療はしていなかったので、すぐに甲状腺専門の病院を紹介されました。
3軒め、甲状腺専門の病院へ行き、やっとバセドウ病と診断が出ました。
そこまで約1ヶ月。
家族や親戚には、甲状腺の病気の人がいないので、2軒めの耳鼻科で指摘されなかったら、ずっとわからなかったかもしれません。